水素酸素混合ガス発生の仕組み

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「水」を理想の燃焼エネルギーに変えるプロセス

「水」を理想の燃焼エネルギーに変えるプロセス

水の電気分解で生じた水素と酸素を理想の割合で混合気体化し、燃焼エネルギーとして活用する水素酸素ガス発生装置「サンウェルダー」。こちらではその仕組みについてご紹介します。基本となる原理は19世紀イギリスの化学者・マイケル・ファラデーが提唱した「電気分解の法則」ですが、これに弊社独自の圧力制御システムや安全機構を加えることで、実用性の高い燃焼テクノロジーが完成しました。

安全で使いやすい水酸化
カリウム溶液を電解質として使用

安全で使いやすい水酸化カリウム溶液を電解質として使用

不純物を含まない純水は電気を通さないため、そのままでは電気分解により水素と酸素を発生させることができません。そこでサンウェルダーでは、安全性や使いやすさを考慮して4.8%の水酸化カリウム溶液を電解液として使用しています。この水酸化カリウム溶液に電流を流すことで、陽極(+)のニッケル(Ni)に水酸イオン(OH−)が反応し、電子を放出して水素イオン(H+)と酸素分子 (O2) が発生します。また陰極(-)の鉄(Fe)には水素イオン(H+)が反応、電子を受け取って水素分子(H2) が発生。こうして電解液から水素と酸素が分解され、気体として取り出すことができます。

なお、電解液の水酸化カリウムは電気を流しやすくし、水の電気分解を促進するためだけのもので、反応により分解され気体となるのは水(H2O)だけです。つまり、電解質は分解されず残るので燃料源は水だけということになります。

※燃料水にはイオン交換膜を通した精製水を用い、不純物を徹底して排除しています。

発生した水素・酸素を理想の割合で混合気化

さらに発生した水素・酸素をサンウェルダー本体のゼネレータータンクで2対1の理想的な割合で混合し燃料化、弊社独自の圧力制御システムと安全機構を介してクリーンな水素酸素ガスを安全かつ安定して供給します。

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