用途事例2

プラスチック(樹脂)加工・ガラス加工・その他

水素酸素ガス発生装置「サンウェルダー」を核とした水素ガスバーナーシステムなら、極小の高温炎によって対象物をピンポイントで瞬間加熱することが可能です。この特色を生かせば、銅線のろう付けやハンダ付けはもちろん、精密部品製造工程や医療器具加工など精密な作業を求められる用途でもその性能をいかんなく発揮します。 こちらではプラスチック(樹脂)加工やガラス加工など具体的な用途事例についていくつかのケースをご紹介しています。

用途事例紹介

プラスチック(樹脂)加工
樹脂製自動車部品のバリ処理

樹脂製自動車部品のバリ処理使用機種:SW-125
※実際は自動ラインで行います。

バンパーやモール、マニホールドなど成型加工された樹脂製品の表面に、一定の距離から水素酸素バーナーの炎を炙るように当てると瞬間的にバリを取り去ることができるほか、脱脂・洗浄・表面活性化・端面のR処理にも活用できます。この場合、水素酸素ガスにメタノールやアセトンなど還元剤を少量添加し、火炎の温度を低くします。また自動車部品だけでなく看板などの表面研磨にも水素酸素バーナーの炎が活用されています。

ガラス加工
ガラスの溶解・溶断・溶接・成形・脱脂処理

ガラスの溶解・溶断・溶接・成形・脱脂処理アンプル瓶のカット・封止にも最適

スポット加熱が可能で、ススや二酸化炭素を生じないクリーンな水素酸素ガスの高温炎は、石英ガラスをはじめあらゆるガラスの溶断、溶融封止、溶接、バリ処理、接着前の脱脂処理などに用いられています。とりわけ電子精密部品、光学機器部品などの製造前工程ではこうしたクリーンな水素酸素バーナーの需要が高まっています。

その他
アクリル樹脂の表面研磨

アクリル樹脂の表面研磨

成型された樹脂製品の表面研磨、表面活性化、ひげバリの処理、端面のR処理等に利用されています。

線材の被覆剥離(前工程)

線材の被覆剥離(前工程)

線材をコーティングしている絶縁用の被覆(エナメル、ナイロン、テフロンなど)を水素酸素バーナーの炎で炙ることで剥離作業が簡単に行えるようになります。

その他(圧入・除電)

汎用モーター軸受けの圧入や樹脂などの除電※にも水素酸素バーナーが活用できます。
※バーナーの炎自体がプラズマで正負のイオンを帯びているため除電効果があります。

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